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観音崎は、神奈川県横須賀市鴨居にある岬。
千葉県の富津岬のように、東京湾を塞ぐように湾に向かって突き出す形になっています。
観音崎は帝都東京を守る東京湾要塞の一角として、 日本軍により明治時代から砲台が築かれ立ち入り禁止の要塞となっていました。 
現在は観音崎公園として開放され、市民の憩いの場になっていますが、各所に荒廃した砲台跡を見ることができます。
その砲台跡をいくつか見てきたので紹介します。
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観音崎第三砲台跡
観音崎公園入口から観音崎公園に入り、まずは北門第二砲台跡を目指したのですが、どこにあるのかさっぱりわからなかったので先に観音崎第三砲台跡に来てしまいました。
観音崎北門第三砲台跡は、何故か観音崎公園の案内図には載っていないのですが、「海の見晴らし台」の直近にあります。
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かつてこの砲台跡に、この28サンチ榴弾砲が設置されていたようです。
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砲台跡の横には、弾薬庫だろうか、レンガ造りの施設があります。フランス積みですね。
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28サンチ榴弾砲の実物大模型も見てきました。
いかにも明治期のものらしい外観の榴弾砲。
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観音崎第三砲台跡からさらに南下し、山を下りるとたたら浜園地に出ます。
たたら浜園地の近くにトーチカを発見しました。何気なく置かれています。
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観音崎北門第一砲台跡
たたら浜園地から海沿いの大通りを北上し、観音崎自然博物館の横を通って観音埼灯台の方に上っていくと観音崎北門第一砲台跡に来ます。
この砲台跡が一番きれいに整備されていました。
木漏れ日の当たる公園の休憩所みたいな感じです。
山の中だけにとても静か。
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説明板。略図もついています。
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上記の略図によると、このトンネルで二つの砲台を行き来できたようです。
この地下には今も弾薬庫や兵員室が埋もれているのでしょうか。
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観音崎北門第二砲台跡
観音崎北門第一砲台跡から細い山道へ入っていき、再度東京湾海上交通センターへ。
残る砲台跡、観音崎北門第二砲台跡を探しに行きます。
スズメバチ注意の看板などに冷や汗を垂らしながら東京湾海上交通センター近くの茂みを探していると、南へ下るトンネルの手前にありました、観音崎北門第二砲台跡。
第一砲台と違って茂みに埋もれていて、そうと言われなければわからなかったです。
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坑道らしきものが下に見えるが、土に埋もれています。
砲台跡の地下にある、兵員室や弾薬庫でしょうか。
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 これは銃眼だろうか、壁に穴が。
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穴にデジカメをつっこんで撮影してみました。
なぜかコーラの空き缶が落ちてます。この坑道もかつては入れたのでしょうか。
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三軒地砲台跡
観音崎北門第二砲台跡からインフォメーションセンターのある観音崎公園入口に戻り、今度は横須賀美術館近くにある三軒地砲台跡へいきました。
三軒地砲台には横須賀美術館の敷地を通っていきます。
説明板によると、三軒地砲台跡には合計六門の砲台があり、ほぼ原形に近い形で残されているそうです。
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 弾薬庫でしょうか、鉄扉で閉鎖されています。
地下庫や見張所、井戸、便所などがあったそうですが、昭和9年8月20日に廃止されてしまったそうです。

観音崎公園の各砲台跡は、公園とほぼ同化していて言われなければ気がつかないものばかり。
よくよく調べてみれば、意外な発見もあるでしょう。
しかし観音崎公園は広大なため、かなりの労力を要するでしょうが。
散歩に連れてこられた犬も、ぜえぜえ息をつきながら歩いていました。
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観音崎自然博物館ではタコに触れました。
これはいい経験。 
‎(訪問日2012‎年‎10‎月‎10‎、11日)