DSC_0092
長野県長野市松代町に、黒猫を神として祀る神社があるというので行ってきました。
その名は黒猫大明神。
「寿楽苑」という秘湯みたいな日帰り温泉施設の目の前にあります。
松代駅から北東へ徒歩15分くらい。
DSC_0087
神社前にある立て看板を読んでみます。
東郷平八郎?
こののどかな町とはあまりあわなそうな有名人の登場にちょっと驚きます。
看板の内容を要約すると、東郷家が魔よけとして大事にしていた多数の黒猫像をゆえあって貰い受け、この松代の地に移した人がいたらしい。
いってはなんだがここはかなりの田舎、観光名所とも言いがたい。
そんなところに東郷平八郎ゆかりの神社があるなどとは思いませんでした。
DSC_0090
黒猫大明神全体像。参道があるわけでもない、小さな神社です。
DSC_0091
本殿の扉。
当然鍵がかかっているが、ここから覗いてみろと言わんばかりに格子に穴が開いています。
ちょっと失礼しますよ。
DSC_0088
こっそり中を覗いてみると・・・・・・猫祭りでした。
真ん中の本尊に大きな猫がいて、右に「黒猫荘」の掛け軸と、その前に鎮座する複数の猫。
左の掛け軸にもたくさんの黒猫が描かれているようでした。
よく見ると両端の棚にもたくさんの猫が祀られています。まさに猫様。
帰ってからこの黒猫大明神のことを調べてみたところ、もともとは東郷家にあったこれら黒猫像を、第二次世界大戦の敗戦後に、GHQによる黒猫像接収をおそれた東郷平八郎の息子東郷彪が、黒猫像を守るために像を松代に寄贈したらしい。
GHQも、目当ての黒猫像をもっていけなくてとても無念であっただろう。
猫の力は偉大である。
udiv2
ちなみに寿楽苑では黒猫大明神のお守りが購入できます。
御利益があったのか今も交通事故は起きていません。
でも黒猫って、海難の魔除けなんだよね。
(訪問日‎2013‎年‎2‎月‎10日)