DSCF8031
群馬県の高崎市を見下ろす巨大な白衣観音で知られる高崎観音山を歩いてきました。
高崎市は群馬県最大の人口を誇る群馬の中核市で、県庁所在地の前橋に次ぐ群馬第二の都市。
過去には、前橋市と県庁所在地を争っていたそうです。
そんな群馬の中核市、高崎の高崎駅からバスで30分ほどの位置に、観音山と呼ばれる自然豊かな山があります。
DSCF8021
上野駅からJR高崎線に乗って、約二時間近くのところにある高崎駅。
JR高崎線だけでなく両毛線、上越線、信越線、八高線、新幹線や上信電鉄等多数の電車が乗り入れるまさに交通の要衝。
ここからは群馬コミュニティバスに乗り換え、観音山線に乗って観音山方面に向かいます。
CIMG0159
バスに揺られること約20分。観音山山頂バス停で下車します。
目の前には観光客用の大きな駐車場があって、その近くに場違いな塔がありました。
これは平和塔といって、戦争の犠牲者の冥福を祈るためのものだそうです。
高崎はかつて高崎歩兵15連隊が駐留していた軍都であり、終戦間際に空襲を受け犠牲者を出し、また高崎歩兵15連隊も第2、第3大隊がパラオ・ペリリュー島で玉砕しました。
今は平和な高崎市ですが、ひとつ見方を変えれば戦争の爪痕を多数見ることができます。 
DSCF8024
観音山散策の目的地である白衣大観音を目指す前に、近くにあった「手打ち蕎麦 そばっ喰ひ」というお店で腹ごしらえ。
緑に囲まれた趣のある庵の蕎麦屋で、野菜天ぷらとざる蕎麦をいただきました。おいしかったです。
崖の上に建っているので、窓からは高崎市が一望できます。
お店の玄関前には木を削った招き猫がいましたが、この猫の顔がニヒルな感じで「仕方ねえ、招いてやるか」という感じで面白かった。
DSCF8028
お腹もふくれたところで、観音山の、白衣大観音への参道を歩きます。
生い茂る木々の向こうに見える白衣大観音。
私たちは観音山山頂バス停から参道を歩いていくルートをとりましたが、実は白衣観音前にもバス停があって、そちらで降りると参道を歩かずすぐ目の前に白衣観音があります。
事情があってあまり歩けない方はそちらで降りたほうがいいと思います。
DSCF8029
参道は石畳の緩やかな坂道で、横には昭和な雰囲気の土産物屋が連なっています。
善光寺の参道を思い出しますが、それよりもだいぶ寂しい雰囲気です。
土産物の主力はやはり高崎名物達磨のようですが、誰が買うんだろうと思しき木刀とかも売っています。
・・・・・・と、思っていたら参拝を終えたらしき家族連れの子供が木刀を振り回していました。
それなりに需要はあるようです。
行ったのは休日だったのですが、GWが明けたばかりのためか観光客はちらほらという感じでした。
DSCF8041
観音山山頂バス停から10分ほど歩くと、白衣大観音のある慈眼院に到着します。
バレンタインデーの時期とかに、たまにテレビで見かけるお寺です。
白衣大観音は縁結びのご利益があるからなんだとか。
縁結びを願うたくさんの絵馬が奉納されていました。
CIMG0162
白衣大観音。
太陽がちょうど観音の真後ろに来ていて、後光が差しているように見えます。神々しい。
白衣大観音は、昭和11年、高崎歩兵第15連隊の戦没者の霊を慰めるために建立されたのだといいます。
DSCF8035
高崎大観音は高さ約41メートル。自由の女神より大きい。
牛久大仏のだいたい3分の1くらいですね。
DSCF8045
軍隊の慰霊のために作られた白衣大観音、なぜか安産子育ての仏様らしい。
というか、何でも願っていいらしい。ずいぶん大雑把な気もするが。
この白衣大観音、九階まで自分の足で登る気があるのならば、胎内巡りもできます。

DSCF8051
白衣大観音から洞窟観音がある方向、東の方向へ進んでいくと、また土産物屋が少しあります。
2軒のお店が向かい合って並んでいます。
DSCF8050
その片方のお店、「かどや」の店先にふくろうがいました。看板ふくろうのようです。
「何コレ珍百景」というTV番組に出てたようですが、その番組を私は見たことありません。
お金持ちのふくろうのようでした。
(訪問日2014‎年‎5‎月‎10‎日)