平成26年4月26日、ユネスコの諮問機関である、イコモスに世界文化遺産への登録を勧告されたことで話題になった、群馬県富岡市の富岡製糸場を歩いてきました。
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富岡製糸場へは、高崎駅から上信電鉄に乗って行くことになります。
最寄り駅は上州富岡駅で、高崎から電車で30分です。
JR各線が乗り入れる巨大な高崎駅の、南のはしっこの方に乗り場があります。
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上信電鉄の電車。2両編成で、都電荒川線や東急世田谷線よりちょっと大きい程度。
単線のローカル電車ですが味があります。電車の写真を撮ってる人も多いです。
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イコモスの登録勧告の影響で、上州富岡行きの電車が臨時で増便されていました。
予期せずうまい具合に来ていたのでラッキーでした。
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畑や原野の中を駆けていく上信電鉄。
山を避けるように線路が引かれているため、右に左にカーブしながら走行していきます。
その上揺れやブレーキが強いため乗り物に酔いやすい方は注意。
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上信電鉄の各駅は無人駅が多いです。休日は平日よりもさらに多くなる。
停車駅が無人駅の場合、電車に備え付けの各自動ドアは最前部以外開かないので注意。 
無人駅の場合は、車掌が駅改札員に早変わりします。 
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電車に揺られてやってきた上州富岡駅。
上信電鉄の各駅舎は、昭和な雰囲気の小さな駅舎ばかりですが、この駅だけは建て直されたばかりで、モダンな造りの駅舎になっています。
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終点なので他の乗客と一斉に降ります。駅前は世界遺産効果のためでしょう、人通りは多かったです。
街歩きマップを配っている人がいるなど、観光地であることがアピールされています。
しかし、駅前にはロータリーしかないため、富岡製糸場へ向かう人たちがいなくなると、あっという間に人通りが少なくなります。
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マップによると、富岡製糸場は駅の南東方向。
そっちをみると、さっそく目の前にレンガ造りの建物がありました。
およ、あれはなんだろうか。
人の流れもそっち方向だったので、とりあえず足を運んでみます。
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行ってみると、古い四つの建物がコの字に並んでいて、その敷地内には人が溢れていました。
どうもここはかつて富岡製糸場の繭乾燥場だったようで、今ではおかって市場という野菜市場になっているそうです。
しかもこの日は月一のフリーマーケットのようで、大盛況でした。地方の元気な姿を見るとなんか嬉しくなりますね。
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おかって市場の向かいにある富岡市役所。イコモス登録勧告の垂れ幕がかかっています。
富岡製糸場を世界文化遺産にするために約11年の歳月がかかっており、今回の勧告には喜びもひとしおだろう。
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富岡の街を富岡製糸場方向へ歩いていくと、途中にいくつかまちなか交流館があります。
写真は銀座まちなか交流館で、中では無料で蚕の繭のデコレーションをやってました。
富岡製糸場以外はいまいち見所の少ない富岡ですが、交流館に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
私たちが立ち寄ったときには若い男性のペアがデコレーションをしていました。
富岡ですれ違った観光客は、若い男性のペアや団体客が多かった気がします。
やっぱり工場みたいな場所の見学は、女より男のほうが好きなんですかね。
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駅から徒歩15分くらいで富岡製糸場に着きます。
すごい混雑しているわけではないですが、お客さんの入りは上々のようです。
周辺の土産屋ではシルクを使った石鹸やシルクどらやき、シルクアイスなどが売っていました。
富岡製糸場を作ったフランス人ブリュナにちなんでか、どらやきの名前が「シルク・ド・らやき」になっていて面白い。
さて、次は製糸場の中に入ってみます。 
(訪問日2014‎年‎5‎月‎11‎日)