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神奈川県横浜市青葉区にある、市ヶ尾遺跡公園を歩いてきました。
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市ヶ尾横穴古墳群は、6世紀後半から7世紀後半に丘陵地帯の斜面に作られた、当時ある程度の地位にあった人間を葬った横穴墓です。
市ヶ尾横穴古墳群のある市ヶ尾遺跡公園は、東急田園都市線の市が尾駅から徒歩で約10分。
公園は駅から見て高台の上の方にあり、市が尾小学校がすぐ隣にあります。
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市ヶ尾横穴古墳は公園内に全部で19基あり、その場所は大きくA群とB群の二つに分かれています。
A群が12基でB群が7基。写真はA群の横穴古墳群です。
12基ありますが、崩落の危険があるのかいくつかの横穴は塞がれております。
なんだかこうしてみると、なにか巨大な生物の眼と鼻のようにも見えますね。
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口の開いている横穴の中に入って写真を撮ってみます。
この横穴では昭和8年に歯や直刀、小玉などが出土されたそうです。
吉見百穴や等々力渓谷3号横穴など、横穴墓群はたくさん行きましたが、実際に横穴の中に立ち入れたのはここだけだったような気がします。
しかし公園には誰か監視員がいるわけでもないのに、こんなにウェルカムでいいんですかね。
貴重な史跡を破壊されたりしないんでしょうか。
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と、思いながら穴の奥深くまで入ってみたら、中は藪蚊の巣窟になっていてすぐ追い出される羽目になりました。
しまった、こんなトラップになっていたとは。
私は慌てて出てきたのでなんとか刺されなかったのですが、穴に入らなかったはずの相方はよくわからないけど何か所か刺されていました。
行くときは虫よけスプレーを持参していくのがいいと思います。
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3つ上の写真の白い鼻の穴みたいなものは説明板です。
横穴の断面図はこんな感じになっています。
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こちらはB群の3、4号横穴古墳。
A群横穴墓群から南へ約40m離れた場所にあります。
この横穴は中には入れませんが、小窓から中を覗ける仕組みになっています。
顔を近づけてみましたが、窓が汚れていてほとんど見えない。
窓にワイパーがついていて、窓の上のボタンを押すとワイパーが動くようですが、ポチッと押しても反応せず。
電池が切れているんでしょうか。ここって管理者いないんですかね。
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B群横穴の前にも複数の説明板があります。
いや、これは説明板というよりも説明椅子、でしょうか。
大分薄汚れているので、これに座ろうという気は起きない。
座るにはちょっと汚いし、説明を読むにはちょっと下すぎるし、悪いとこ取りですな。
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帰り際に大場町にある稲荷前古墳にも立ち寄りました。
こちらは4世紀から5世紀の古墳時代の古墳です。
市ヶ尾横穴古墳と稲荷前古墳は距離的に近く、徒歩でも同時に訪問できます。
稲荷前古墳はその大部分が住宅地開発のため消滅してしまいましたが、前方後方墳1基と方墳2基が保存されています。
(訪問日2012‎年‎10‎月‎8‎日)