DSCF3350
千葉県船橋市の市立公園、ふなばしアンデルセン公園を子供たちと歩いてきました。
DSCF3282
夏休みを利用して、子供たちとやってきたふなばしアンデルセン公園。
ふなばしアンデルセン公園はデンマークの童話作家・アンデルセンによる童話の世界をテーマにした総合公園です。
我が家もたまには、普通のファミリースポットに行くのです。
DSCF3347
ふなばしアンデルセン公園は、ワンパク王国、メルヘンの丘、こども美術館、自然体験、花の城の五つのゾーンで構成されています。
うちワンパク王国は、フィールドアスレチックやにじの池、どうぶつふれあい広場など子供が遊べる場所が多いゾーンです。
暑い季節だったので、水遊びを楽しむ子供たちで賑わっていました。
DSCF3339
ワンパク王国には小型の乗り物などもありました。
こちらは小さな新幹線がコースを周回するミニ鉄道広場(一名100円)。
ふなばしアンデルセン公園内の有料遊具は、全体的にリーズナブルです。
DSCF3343
遊歩道を周回できる変形自転車。
二人乗りと三、四人乗りのものがあって、補助してやれば足がペダルに届かない幼児も乗れます。
シートの絵柄が、子供たちが大好きなアンパンマンやトーマスなのがありがたい。
DSCF3325
太陽の池では手漕ぎボートにも一回30分300円で乗れます。
小さな幼児も、ライフジャケット付きで乗れました。
これを漕ぎすぎたおかげで、翌日は筋肉痛になってしまいました。
DSCF3304
ボートハウスにあった人気の謎のメニュー「アンデルセンドッグ」。
どのあたりがアンデルセンなのだろう?
ふなばしアンデルセン公園の前身は、昭和62(1987)年11月に船橋市の市政50周年を記念して開園した「ワンパク王国」でした。
平成元(1989)年に船橋市がデンマークのオーデンセ市と姉妹都市提携を調印すると、このワンパク王国を基幹として、オーデンセ出身の童話作家アンデルセンをテーマにしたふなばしアンデルセン公園が造られることになったのです。
DSCF3295
デンマーク式粉ひき風車があるなど、アンデルセンの童話の世界をモチーフにした「メルヘンの丘」ゾーン。
風車はデンマークの風車職人が手掛けたもので、船橋市景観重要建造物にもなっています。
メルヘンの丘は姉妹都市オーデンセ市の全面協力により、アンデルセンが活躍した1800年代のデンマークの田園風景を再現して整備されたという。
DSCF3294
風車の向かいにある童話館。
アンデルセンの人物像や作品などを紹介している施設で、アンデルセンの初版本を含めた約1300冊が蔵書されています。
ワンパク王国に比べると静かで人の少ないところですが、ここが「アンデルセン」公園の核となる場所ですね。
DSCF3298
童話館の受付で塗り絵をもらって、多目的ルームで塗り絵をしだす子供たち。
受付では5種類のアンデルセン童話の塗り絵の中から選べ、娘が選んだのは「マッチ売りの少女」、息子が選んだのは「はだかの王様」でした。
4歳の娘の塗り絵はきちんとできていましたが、息子のは芸術的なものになっていました。
DSCF3299
多目的ルームの他、シアターや図書コーナーなどで構成される童話館。
館内にはアンデルセンが青年時代を過ごしたというアパート室内を再現したギャラリーもありました。
鞄や家具、写真、屏風、デンマークの民族衣装などが展示されています。
DSCF3300
展示の中に「※お茶の時間※」と題されたテーブルセットがありました。
「アンデルセンは貴族と交流があり、週4回はいろいろな貴族の家でお昼をごちそうになるのが楽しみでした。ただ食べ方のマナーはよくなかったそうです。」と書かれています。
食べ方のマナーがよくなかったという世界的な童話作家アンデルセン。
アンデルセンさんもまさか、死後百数十年後に日本の船橋で、食べ方のマナーに苦言を呈されるとは思いもよらなかったに違いない。
(訪問月2018年8月)