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新年明けましておめでとうございます。
今年は東京オリンピック・パラリンピックの年ですね。
地味なブログですが、2020年も「帝都を歩く」をよろしくお願いします。
さて新年一発目となる今回は、江戸川区北葛西にある区立公園、行船公園です。
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動物園に行きたいという子供たちを連れて、江戸川区の行船公園・自然動物園に行ってきました。
行船公園・自然動物園は江戸川区立行船公園内にある無料の小型動物園です。
行船公園は東京メトロ東西線西葛西駅から約800m、徒歩10分ほど歩いた位置にあります。
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無料の小型動物園なので、羊とか鳥とかリスとかがメインかなと思っていたら、意外と大型の珍しい動物がいました。
こちらは有毛目アリクイ科のオオアリクイ。でかいです。
オオアリクイを青海ふ頭で大量に放し飼いにして、最近定着のおそれがあるというヒアリを食べてもらうってのはダメなんでしょうか。
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我が家の子供たちは自然動物園の真ん中らへんにいたジェフロイクモザルに夢中でした。
中南米のメキシコからパナマに生息するサルで、長い尾を木の枝に巻きつけてぶら下がる姿がクモのようなのでクモザルと呼ばれています。
さすがに日本の冬は寒いのか、身を寄せ合っている姿が印象的でした。
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動物園には水生コーナーもあって、江戸錦、ランチュウなどの金魚が展示されています。
江戸川区は金魚の養殖が盛んで、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市と並んで金魚三大産地なのだそうです。
ここ行船公園では毎年夏に江戸川区特産金魚まつりが開催されています。
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東アジアに分布し、今や絶滅の危機に瀕しているコウノトリ。
日本列島にはかつて、コウノトリが普通に生息しており、太平洋戦争前後は食糧不足の中で食用とされていたという。
加えて戦時中は、営巣地だった松林が松根油を採取するために伐採されたこと、食糧増産のための水田を荒らす害鳥として駆除されたことで生息数が激減しています。
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太平洋戦争といえば、ここ行船公園は太平洋戦争末期の昭和20(1945)年3月10日未明に発生した、東京大空襲の犠牲者を仮埋葬した場所です。
10万人に及ぶという死者・行方不明者を出した東京大空襲によって、帝都東京は犠牲者の遺体がそこかしこに放置されていました。
しかし当時の帝都東京の火葬能力は一日500人程度でとても追いつかず、遺体は大きな公園や寺、学校や空き地などにとりあえず土葬されることになったのです。
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戦争には勝っていると毎日喧伝していた軍部は、それまでの数々の失態から許してしまった大空襲の犠牲者を、天皇や国民の目からとっとと隠したかったのでしょうか。
仮埋葬については身元確認が不十分なまま軍がどんどん埋めてしまったので、実際どれだけの遺体が埋められたのかわかっていないという。
ここ行船公園には、434人という東京大空襲の犠牲者が仮埋葬されたと言われていますが、実際は数字が違うのかもしれませんね。
(訪問月2019年12月)