江東区有明のテーマパーク、スモールワールズTOKYOを歩いてきました。
東京臨海副都心の有明地区にあるテーマパーク、スモールワールズTOKYOにやってきました。
スモールワールズTOKYOは2020年6月11日にオープンした屋内型ミニチュアテーマパークです。
テーマパーク内にはミニチュアサイズのジオラマが複数のエリアに分かれて展示されています。
こちらは「世界の街」エリアのアジア地域、中国をイメージしていると思われるジオラマ。
ビルに取り付けられた、種々の看板の猥雑さがいかにも中国らしい印象です。
再現ではなくイメージを元に造ったもののようで、街では児童用のメカトロボット「メカトロウィーゴ」があらゆる場所で作業をしています。
こちらは「美少女戦士セーラームーン」の世界を完全再現したというエリア。
作品の舞台である90年代の麻布十番の街並みのジオラマです。
ジオラマの設定時間が夜間になると街ではセーラー戦士が活動し始めます。
麻布十番の街を走り回る自動走行のミニチュア・カー。
センサーがついているらしく、前に車などの障害物があると停止する仕組みになっているそうです。
そのため、時にはジオラマ内で渋滞が発生することもあるという。
バッテリー駆動のミニチュア・カーは充電も自動で行われ、ミニチュア・カーは電力が減ってきたことを感知すると自動的に充電場所に来るように設定されているようです。
写真はジオラマ裏手の見えない充電場所にこっそりやってきて、充電をしているらしきミニチュア・カーの一群。
スモールワールズTOKYOのある臨海副都心では自動運転の実証実験が行われていますが、いつかはこんな風に自動走行が可能になるんでしょうか。
セーラームーンの他、スモールワールズTOKYOとコラボレーションをしている「新世紀エヴァンゲリオン」の格納庫エリア。
エヴァンゲリオン零号機、初号機、弐号機が格納庫から地表へと射出されていく様が演出されています。
スモールワールズ東京では3Dスキャナーを使って自分の1/80サイズのフィギュアを作ってジオラマに置くことができ、この格納庫にもネルフ・スタッフの作業着を着た自分のフィギュアを置くことができます。
格納庫エリアの先は同作品の舞台である「第3新東京市」のエリアになっています。
作中2000年9月13日のセカンドインパクト及び同年9月20月の新型爆弾の投下により壊滅した東京に代わる首都として、芦ノ湖北岸に造られた第3新東京市。
しかし実態は作中敵「使徒」迎撃のための要塞都市であり、あちこちにミサイルや偽装砲台が設置されています。
箱根の峻険な山中に収納されている砲台「第27及び第28地対地800mm列車砲陣地」。
通常兵器が通用しない使徒に対して、役に立っているようなシーンはほとんどありませんな。
ちなみに800mm列車砲とは、ナチス・ドイツがフランスのマジノ要塞突破を目的に巨費を投じて2基製造したもので、戦中は運用に大きな手間とコストがかかったため結局使われなかったという代物です。
最後は、第3東京市立第壱中学校の校舎屋上から街を見下ろす綾波レイ。
このキャラは名前が、姓は大日本帝国海軍吹雪型駆逐艦「綾波」から、名は美少女戦士セーラームーンのセーラーマーズ「火野レイ」からとられているという。
スモールワールズ東京でも揃ってコラボレーションしているこの二大タイトル、知られざる繋がりがあるのかもしれませんね。
(訪問月2020年6月)
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