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東京都文京区、本郷通り近くにある海蔵寺と駒込富士神社を歩いてきました。
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私の愛読書のひとつ「東京洞窟厳選100」の中で、洞窟があると紹介されていた文京区の海蔵寺。
この海蔵寺が自宅からすぐ近くだったため、どんな洞窟なのか散歩がてら行ってきました。
海蔵寺には、東京メトロ南北線本駒込駅から本郷通りを南へ歩き、都立向丘高校前の交差点を左折してまっすぐ行くと到着します。
このお寺には江戸時代における富士山信仰の開祖で、各地に富士塚が作られる発端となった身禄行者の墓があります。
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身禄行者の墓、通称「身禄山」
身禄行者は富士信仰の布教に努めたのち、富士山七合五勺の烏帽子岩付近の石室で入定したという。
入定とは真言密教の究極的な修行のひとつで、断食による宗教的自殺です。
いわゆる即身仏になるための修行ですね。
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身禄の入定後、その遺骨の一部が菩提寺である海蔵寺に納められ、富士山を模した溶岩の上に墓碑が建てられました。
それがこの身禄山です。
「東京洞窟厳選100」によれば、この身禄山に身禄行者が入定した石室を模した胎内窟があるという。
はて、そんなものがいったいどこに?
ざっと見、見当たりませんが・・・・・・
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ひょっとしてこれのことだろうか?
雪に覆われているため非常にわかりにくかったですが、身禄山の右端の方に、小さな穴が空いていました。
大人が入るには難しい、本当に小さな胎内です。
雪まみれだし、ちょっとこれには入れそうにありませんね。
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胎内窟を見て帰る途中で、誰かが作ったかまくらを見つけました。
ちょっと大きく見えますが、実際にはこれもかなり小さなもので四つん這いにならないと入れないほどのものです。
なかなか23区で大きな洞窟というのは難しいですね。
ちなみにこの訪問の前日は都内はかなりの大雪でした。
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その海蔵寺からもっとも近い富士塚がこの駒込富士神社。
駒込富士神社は、海蔵寺から本郷通りをまっすぐ王子方向に歩いていくと、六義園手前の富士神社入り口交差点近くにあります。
富士塚は、身禄行者による富士信仰が庶民に受け入れられる中で、富士山に登れない高齢者や女性のために、誰でも登れる手軽な富士山として都内各地に造られました。
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富士塚の向かって右側には富士胎内を模した胎内窟もあります。
ここも「東京洞窟厳選100」に載っていて、見に来たのですが、穴は塞がっていました。
中が見れなくて残念です。
けっこう大きな胎内窟のようですが、入れる時もあるんですかね。
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駒込富士神社でちょっと面白かったのがこの神社入り口にある門柱。
なんで文字がこんなに血みたいになっているんだか。
この駒込富士神社で、この時はまだ生まれていなかった娘の安産のお参りをし、おかげさまで無事に生まれてきました。
ありがとうございました。
(訪問月2014年2月)