DSC_0503
千葉県の鵜原へ旅行に行くことになって、何気なく鵜原海岸の地図を見ていたら鵜原の隣の海岸に「守谷洞窟」というのを見つけました。
場所は勝浦市守谷の守谷海岸。
守谷海岸は千葉有数の美しさを誇るということも聞いて、鵜原に寄る前に守谷海岸に行ってきました。
DSCF6207
守谷海岸に行くため御宿からふた駅、JR外房線上総興津駅で下車します。
駅から東に進んでいくとおきつ歩道トンネルという歩行者用トンネルがあり、このトンネルを抜けた先に守谷海岸があります。
周辺は海岸沿いの閑静な住宅街で、人はほとんど歩いていません。
海岸近くでは保育園児たちが先生に連れられて遊んでいました。
DSCF6177
おきつ歩道トンネルを抜けて右に曲がると守谷海水浴場に到着します。
おおー、美しい!
まるで映画のワンシーンのような、コバルトブルーに輝く海と眩しいくらいの白い砂浜が広がっていました。
守谷海水浴場は千葉の海水浴場でも屈指の透明度を誇り、環境省による「快水浴場百選」や、「日本の渚百選」「日本の水浴場88選」に選ばれています。
中央に見える島は渡島という小島で、年に20回ほど干潮時に海水浴場と渡島が繋がるそうです。
DSC_0504
守谷海水浴場は、少し前に行った沖縄の海の青さにも匹敵する美しい海でした。
行ったのがまだ肌寒い時期だったせいか、他に訪問客はいなく美しい海を二人占めです。 
東京人は海と言えば神奈川に行ってしまうケースが多いですが、千葉の海は穴場と言えるかもしれません。
DSCF6182
海水浴場の砂浜を南西方向に移動すると、岩壁があって行き止まりになっています。
房総半島でよく見かける縞模様の地層がなんとも特徴的で美しい。
ここが海水浴場の西側終端のようです。
岩壁近くにある階段を上り、いったん海水浴場からあがってさらに西に進みます。
DSC_0510
守谷海水浴場の西側には、堤防と駐車場があります。
こちらは釣り船を係留する場のようです。
近くには集会所みたいな小屋があって、その前で複数のじいちゃんとばあちゃんが談笑していました。
田舎の町の、ほのぼのとした雰囲気を醸しだしています。
DSCF6184
その駐車場から西側に見える海岸沿いの岩に、小さな穴が見えます。
あれが件の洞窟でしょうか?おもいっきり貫通していますが。
DSCF6186
さらに西の端まで進んでいくと、行き止まり……かと思いきや、岩壁に小さな小道がへばりついています。
この小道を通って岩を回り込んでいくと、先ほど穴が開いていた岩があるあたりに出れます。
小道は狭く、手すりも何もないため足元には充分注意してください。
DSCF6187
小道を辿って岩を回り込むと、右手に岩に隠れるようにして洞穴がありました。
手前の説明板に守谷洞窟と書いてあります。 
洞穴の入り口に白とオレンジ色の人型像が立っているのが嫌でも目につきます。 
DSCF6191
はて、なんでしょうかこの像は…
白い袈裟がタイとかミャンマーとか、そっちの方の坊さんを連想させる木像です。
海岸にあるせいか、少し腐蝕しているようですが。
こんな所に立って、いったい何を見ているんでしょうか。
DSCF6193
木像の奥には守谷洞窟があります。
洞窟と言ってもかなり浅い洞窟で、覗きこんだ目の前に終端があります。
洞窟というより、岩がちょっと凹んだ感じですかね。
手前の説明板によると守谷洞窟は、大地の隆起や降下という数度の地殻変動によって出来た天然の洞穴とのこと。
DSCF6195
守谷洞窟の奥の浅さにちょっと拍子抜けしつつ左後ろを見やると、さっきの駐車場からみた貫通洞があります。
この奥にも行けるようなので行ってみます。
貫通洞は風の通り道になっていて、穴を通り抜ける際、風の抵抗が凄まじかったです。
DSC_0523
トンネルを抜けるとそこは……岩場の海岸でした。
おお、と思わず感嘆の声が出てしまうほど風光明媚な海岸。
岩場に打ち付ける太平洋の波と、房総独特の縞模様の地層を赤裸々にさらしてそびえる岩壁がとても美しく、自信を持って人にオススメできるところです。
DSCF6202
岩場の奥には打ち付ける波で浸食されてできた海蝕洞穴が複数あります。
それがまたとても大きく、かつてはこのあたりまでが太平洋だったんだなとわかります。
この巨大な洞穴まで寄せては返す波が迫力満点で、ずっと見ていて飽きませんでした。

素晴らしい景観を誇る守谷海岸。
これまで当ブログで紹介した名勝の中でも1、2を争うオススメスポットです。
勝浦に行く際は一度訪問してはいかがでしょうか。
(訪問月2014年3月)