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長野県北佐久郡軽井沢町にある、旧軽井沢森ノ美術館を訪問してきました。
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軽井沢には、冬がやっと終わったばかりの3月初旬に旅行したのですが、雪が降り積もっていてとんでもなく寒かったです。
雪の中、旧軽井沢銀座をさまよっていたところ、あまりの寒さに暖を求めて入ったのがこの旧軽井沢森ノ美術館。
なんとなく入ったのですが、予想以上に楽しい美術館だったので紹介します。
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旧軽井沢森ノ美術館はトリックアート美術館です。
上写真の絵画の下では、木の葉が舞っているように見えますが、これはトリックアート。
この葉とその影が壁に描いてあるだけです。
そして絵画自体も、額などなく壁に描いてあるだけなのです。
この美術館では、実際に壁を触ってその錯覚を実感することができます。
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この写真も一見、小窓の扉を開けているように見えますが…。
これも壁に描かれたトリックアート。
扉を開けているように見える右の人は、壁に描かれた扉の上に手を当てているだけです。
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ドアや階段など、美術館には様々なトリックアートがあります。
この美術館の醍醐味は、トリックアートの前で色んなポーズを取りながら撮影できること。
美術館は写真撮影はダメが原則ですが、ここは撮り放題です。
ただトリックアートを鑑賞するだけでなく、そのトリックアートに自分を組み合わせて楽しみながら写真を撮ることができます。
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旧軽井沢森ノ美術館はけっして広いわけではありませんが、ポーズをきめて写真を撮りながらいくと、美術館を一周するのに一時間以上かかります。
私たちが入った時は雪の降る寒い日で、午後3時すぎに入ったのですが、お客さんがまったくいなくて写真撮り放題でした。
納得のいく写真を撮りたいならば、お客さんの少ない時間を狙って行くのがいいでしょう。
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様々なトリックアートの前で写真を撮りつつ美術館を歩いていたら、出口についたのは閉館時間の午後5時ちょっと前。
予想以上に面白いトリックアート美術館で、時間も忘れていたようです。
子供も大人も夢中になれる旧軽井沢森ノ美術館。
記念の写真も残るので、軽井沢への旅の思い出作りにいかがでしょうか。
(訪問月2012年3月)