殺伐とした戦争ネタが多くなってきたので、たまには癒し系を・・・・・・
今回は、豪徳寺の招福猫児(まねぎねこ)をご紹介。
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一説には招き猫発祥の地とも言われている、世田谷区の豪徳寺。
東急世田谷線の宮の坂駅直近にあります。駅から徒歩5分。
豪徳寺には招猫殿という社があり、その横には棚に大量の白い招き猫が奉納されています。
この招き猫たち、豪徳寺では招福猫児(まねぎねこ)と呼ばれ、祀られています。
江戸時代、彦根藩主井伊直孝が鷹狩りの帰りに、この寺の飼い猫が手招きしているように
見えたので、寺に立ち寄って休憩していた所、天気が雷雨になったため、直孝は
「猫が招いてくれたのでずぶ濡れにならずにすんだ」
と喜びました。その縁で、この寺は井伊家の菩提寺となり、資金面でも潤ったため、それ以来豪徳寺では猫が福を招くとして崇められるようになったそうです。
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福を貰ったお礼として奉納された招福猫児。
ひとつひとつ、微妙に表情が違う招福猫児は見ていてとても面白いです。
岐阜県彦根市の有名なゆるキャラ「ひこにゃん」のモデルになっているんだとか。
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こんな感じの顔の招福猫児も。ちょっと周りと違いすぎないか。
小さくてもインパクトのある奴は、とても目立ちますね。
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こうしてみると、ものすごい数の招福猫児ですね。
この間テレビでこの奉納所が紹介されていた時は、もっと数が増えていました。
恐ろしい勢いで増殖する 招福猫児。今はどのくらいになっているんでしょうか。 
(訪問日‎2012‎年‎4‎月‎8‎日)