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埼玉県川口市朝日の焼却場、朝日環境センターを歩いてきました。
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最近社会の勉強で環境問題、とりわけゴミのリサイクルにうるさくなった子供たちを連れ、川口市の朝日環境センターリサイクルプラザにやってきました。
このリサイクルプラザ4階には、環境に関する啓発や情報提供を行っている展示ホールがあります。
もともとリサイクルプラザ5階の温水プール「サンアール朝日」に行く予定であったところ、展示ホールでハロウィンに関連するお菓子配りをやっていたので立ち寄った次第です。
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展示ホールは、ごみやリサイクルに関して様々な角度から考えさせるコーナーになっていました。
この大きな機械はごみの分別ゲーム。
左の機械から指定されたごみが何ゴミであるかを判断・分別するものですが、これがなかなか難しく、やってみたところ己の環境問題に対する知識不足を露呈する結果となってしまいました。
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展示ホールに置かれた、集められた空き缶の固まり。
手前の缶の固まりは350mlビール(アルミ)缶約1000個分、重さ約15kg。
奥の缶の固まりは190mlコーヒー(スチール)缶約1200個分、重さ約42kg。
アルミ缶の固まりは売却代金が4396.5円、スチール缶の固まりは約1818.6円(いずれも令和6年7月現在)と、キログラムあたりに対する単価が、アルミはスチールの約8倍であることが分かります。
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こちらは3R(リデュース(減量)・リユース(再使用)・リサイクル(再資源化))運動推進に関する展示。
写真中段に、「スチール缶は安心缶。」と言っている鉄人28号を掲載したパネルがあります。
スチール缶は密封性が高いため酸化しにくいこと、光を通さないため劣化しにくいこと、強度があるため破損しにくいという中身の品質の安全と、リサイクル率が高く再生も自在という環境に優しい特性があることから、「スチール缶は安心缶。」をキーワードに、スチール缶の普及促進が図られているようです。
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ちなみに朝日環境センターでは3Rのうち、最も大切なRはリデュースであると位置づけていました。
ごみはそもそも、買い物をした時点で発生が約束されているものである。
だから、必要なものだけ買いなさい、ごみになるものは買うんじゃないというわけですな。
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まあ環境問題を考えればそりゃそうなんでしょうがね。
しかし、その必要なものと必要なものではないものの区別は難しく、極論を言えば、食料品以外は将来ごみとなることが約束されているものですからな。
そうすると一概にごみを買うなとも言えない、難しい話だなと思うところです。
(訪問月2024年10月)